僕はさんまさんになりたい
明石家さんまっているじゃん?そう、あのMCの天才の。
EXIT曰く、シーフードパイセン。
今日のアメトークに出てて、かか屋や霜降り明星とトークを繰り広げてたけど、面白いのなんのって。
そのしゃべくり倒す漫才のようなトークを見て、僕は明石家さんまになりたいと、強く思ってしまった。
これは面白くなりたいっていう意味もあるけど、人間として奥が深いな、と思ったからだ。
さんまさんは面白おかしく振る舞っているけど、さんまさん個人の笑いの能力だけじゃなく、周りを活かしているからすごいんだ。
今日みたアメトークを例に、さんまさんの像を見ていくと、まず1つはMCとして、話を回す力がすごい。
「この人にはこんな能力があるから、この話の時に回す。この人はこんな経験をしてるから、その話を引き出すように回す。」それをトークをしながら、頭の中でかなり計算している。
1番すごいと思ったのが、喋りが下手な芸人に話をフる時、1番目2番目に安定して喋れる芸人に回して、3番目に喋り下手な芸人にフる。すると、その喋りの下手さがオチとして機能して、笑いを生み出す。
人の弱みすらも笑いに活かす。適材適所をまさに実現している。
2つ目は、察する力が高いこと。
アメトークの中でも、さんまさん本人が話していたけど、ひな壇芸人の1人が話をしている時、他の芸人にも目を配る。すると、他の芸人の中にアイコンタクトを送ってくる人がいるらしい。これは「今話してる芸人のエピソードより面白いエピソードを持ってますよ」という意思表示だ。そしてその芸人が話せるようにパスを繋ぐ。
これはすごい。何がすごいって、芸人が持ってる才能を押し出すチャンスを作っているんだ。やる気を見せた人を信用して、きちんと発揮する場を創り出すことができる人間はそうそういない。
3つ目が、後輩芸人からの支持が厚いことだ。
アメトークの中でも、ひな壇の芸人がさんまさんをイジるイジる。30歳以上も歳が離れた人をイジれる芸人が凄いように見えるけど、実は、イジらせれるさんまさんがすごい。普段から他の芸人と積極的に関わっている証拠だろう。自分をイジらせて他の芸人を面白くする。言い換えれば自分を踏み台にさせて芸人を引き立てることができる。これだけ大物なのに威張ることなく、親しみやすく接しているのってすごい。
上の3つのさんまさんの凄さって、僕がなりたい大人の像に近かったりする。
できることは人それぞれ違うから、きちんと把握した上でその人にあった話を振る、仕事を回す。
人を信じてその人が活躍できる舞台を作ってあげる。
自分を利用させて他の人が輝けるようにアシストする。
でもこれをできるようになるには、普段から周りの人と関わって、強みや弱み、経験、思考、癖とか、『その人』を知っていないといけない。そして、周りの人が自分に頼ってくれるように、印象や雰囲気を作ったり、普段の接し方もフレンドリーにしたりしなきゃダメだ。
必要とされることは多くあるけど、それを熟して、「自分」も「自分以外の人」も輝かせれるような人になりたいなぁ。
さんまさんが上司にしたいランキングに選ばれるのも納得。
普段の飲み会や会話でも、将来の仕事でも、僕は明石家さんまさんにみたいになりたいや。
ファーwwwwwww