人類みな兄弟なら僕は末っ子でお願いします

考えたこと、真面目なことから学校に入ってきた不審者をやっつける妄想をするくらい暇な時に読むものまで

公開自己分析 自分史①「0〜6歳」

就活のための自己分析をやらなければいけない、やるなら楽しくやりたい、と思って自分の好きなブログに書くことにした。

とりあえず自分史から書くことにしよう。

f:id:Wandanyan0128:20200212223405j:image4歳くらいの僕。まつ毛は健在。

 

みんなそうかもしれないけど、僕は小さい頃の記憶があまりない。

多分自分が覚えてる中で1番小さい時の記憶は、川辺のアリを見ていたら、案の定落っこちて生死を彷徨ったこと。

人生で初めて入る川が三途の川かよ。だから水には今でも少しだけトラウマがある。幸い、近所のおじさんが助けてくれたから今も現世を生きれてるぜ。

ありがとうおじさん、よくやったおじさん。

 

あとは、フェリーに乗ってる時に、空のペットボトルを海に投げた記憶もある。興味本位で投げたけど、立派な環境破壊だよね。グレタさんの凄さがよくわかる。

 

まあロクな記憶がないので親から僕の幼年期についてよく言われたことを思い出すことにする。

曰く、

「人懐っこくて誰にでもついていっていた。」

 

なるほど誘拐被害者予備軍か。

 

さらに曰く、

「動物が好きで、サファリーパークでカンガルーに頭を叩かれてた。」

 

止めてくれ。親ならカンガルーを止めてくれ。

 

f:id:Wandanyan0128:20200212225659j:image抹茶アイスが大好物

 

むう、やっぱりロクな思い出がないらしいな。こうなったら自分で思い出してみる。

・保育園に行くのが嫌すぎて毎朝泣いていた

・空想の世界で敵と戦っていた

・ショッピングモールで迷子になった

・とにかくゲームが好き。トイレに行かずに漏らしてでもゲームをやってた

・ポッケに入れたカブトムシの幼虫を教室で落とし、保育園が地獄に

・ローカルテレビに将来の夢を語っていた

・動物園のバカデカゴリラが怖かった

 

…………クソ弱虫じゃん?

 

まあ一つ一つ掘り下げて考えていこう。

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保育園に行くのが嫌すぎて毎朝泣いていた

1人が心細すぎてよく泣いてたなぁ。この寂しがりは小学2年生まで続いた覚えがあるから困ったもんだ。

 

「バスで保育園に着いたらママに迎えに来てもらうから、バスに乗ろうね。」

 

これはほぼ毎朝、保育士さんから言われた戯言だ。もちろん保育園に母親が迎えに来るなんてことはなく、僕は齢3歳にして、大人は「欺瞞に満ちた生き物」だと知っていた。

 

この経験を噛み砕くと、「居心地のいい場所が好きだった」「人寂しがりだった」ということかもしれない。

 

 

空想の世界で敵と戦っていた

これは自分がまるで仮面ライダーウルトラマンになったかのように、脳内で敵と戦う妄想を1人で繰り広げて、手を叩いて走り回りながら遊んでいた。僕は、僕の中でヒーローであり主人公だった。

 

想像よりも激しめに遊んでいたので、ご飯を食べてすぐに走り回って、案の定吐いて、食べたキノコがそのまま出てきたこともあったし、手を振りすぎて自分の爪で眉毛のあたりを削ったこともあった。アホ幼児。

 

解釈すると「ゼロからモノを創るのは苦手かもしれないが、イチをジュウにするのは得意」なのか?

 

 

ショッピングモールで迷子になった

親と来たショッピングモールで迷子になったことが多々あった気がする。迷子センターの人から無料でウメのゼリーもらった覚えあるなぁ…めちゃくちゃマズかったけど。

 

書いてて思い出したけど、後にも出てくる動物園でも、ミニカーに見惚れて迷子になったことがある。結果、青い4WDのミニカーを買ってもらったなぁ。辛い経験の後にはご褒美があるものなのさ。

 

まあとにかく好奇心の塊のような子どもだったので、面白そうなモノがあれば、すぐそっちに走っていっていた。パパママ困らせてごめん。

「好奇心旺盛」とまとめよう。

 

 

トイレを我慢して漏らすほどゲームが好き

これはマジで書いてて恥ずかしい。本当に当時持っていたゲームボーイアドバンスゲームボーイSPが宝物だった。トイレに行く手間すら惜しんでカーペットにシミを作っていた。でも任天堂が悪い。

 

特にポケモンが大好きで親曰く、

ポケモンのおかげでひらがなよりも早くカタカナを覚えていた」らしい。バシャーモに秘伝ワザばっか教えて、ゴーストタイプの四天王で積んでたなぁ。

 

「好きなモノには熱中する質」かな。

さすがにもう漏らさないもん!これを書いてる今でも膀胱はキツめだけど。

 

 

ポッケに入れたカブトムシ事件

これ可愛くないですかぁ?

園庭で掘り起こしたカブトムシの幼虫をポッケに入れて持って帰ろうとした。もちろんカブトムシが苦しくないように土と一緒にポッケにしまってた、偉いぞ僕。でも給食の時間に落としちゃったからもう大変。

 

騒ぐ女子生徒、蠢く幼虫、落ち着いてカレーを食べる僕。

 

先生も女性だったからパニックでバグってたよね。土と幼虫を持って僕のポケットに戻そうとしてたよね。

 

こっからの学びは…………ないな。

 

 

・ローカルテレビで語った「ぼくのしょうらいのゆめ」

地元のテレビ局が、年長さんになった園児に将来の夢を尋ねるインタビュー番組に、僕のひまわり組も出ることに。

 

周りのガキが「プロ野球手」や「ケーキ屋さん」、はたまた「トラック」と答える中、僕の夢は

「アマゾンの密林の動物のお医者さん

 

ッファンタスティックばい!

 

プロ野球選手なら変化球すぎてアルプススタンドを直撃するし、ケーキ屋さんなら水銀入りケーキを作りかねない。

 

今も昔も、どうも「右にならえ」が嫌いな人間らしい。

 

 

・動物園のデカゴリラが大嫌いだった。

ああマジで嫌いだった。怖いもん。

 

ゴリラといっても普通のゴリラじゃなくて、5mくらいあるゴリラの人形だった。5mって子どもからしたら相当デカイよね。今の僕からしジャイアント馬場くらい。

 

このゴリラはデカイだけじゃなくて、ドラミングするし、ゴッホッホッって唸る。コロナかお前は。

 

このゴリラの前を通る時は、必ず親の後ろに隠れてた覚えがある。

 

動物園に関して親から聞いた話を思い出した。曰く、

「2頭がいるオリの前で、1頭の名前がタロウということを知って、

『おーいタロウ!あっ、タロウって呼んでも返事しない!ならあのゴリラはもう一頭のハナコだな!おーい!ハナコ!』

って言ってた」

 

っか、っかわいい………。

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書いててつくづく思うけど、変な子どもだなぁ。この体験は今も活きてる気がします。好奇心旺盛なとことか。

でも今は、自分の知らない世界に飛び込む度胸も携えているのかもね。

 

とりあえずカンガルーにはリベンジマッチを挑むつもり。年末のRIZIN異種格闘技戦です。

 

f:id:Wandanyan0128:20200212225759j:image幼児体型を経験していない僕。宇宙人のグレイに似てる。

 

 

僕はさんまさんになりたい

明石家さんまっているじゃん?そう、あのMCの天才の。

EXIT曰く、シーフードパイセン。

今日のアメトークに出てて、かか屋や霜降り明星トークを繰り広げてたけど、面白いのなんのって。

そのしゃべくり倒す漫才のようなトークを見て、僕は明石家さんまになりたいと、強く思ってしまった。

 

これは面白くなりたいっていう意味もあるけど、人間として奥が深いな、と思ったからだ。

さんまさんは面白おかしく振る舞っているけど、さんまさん個人の笑いの能力だけじゃなく、周りを活かしているからすごいんだ。

 

今日みたアメトークを例に、さんまさんの像を見ていくと、まず1つはMCとして、話を回す力がすごい。

「この人にはこんな能力があるから、この話の時に回す。この人はこんな経験をしてるから、その話を引き出すように回す。」それをトークをしながら、頭の中でかなり計算している。

1番すごいと思ったのが、喋りが下手な芸人に話をフる時、1番目2番目に安定して喋れる芸人に回して、3番目に喋り下手な芸人にフる。すると、その喋りの下手さがオチとして機能して、笑いを生み出す。

人の弱みすらも笑いに活かす。適材適所をまさに実現している。

 

2つ目は、察する力が高いこと。

アメトークの中でも、さんまさん本人が話していたけど、ひな壇芸人の1人が話をしている時、他の芸人にも目を配る。すると、他の芸人の中にアイコンタクトを送ってくる人がいるらしい。これは「今話してる芸人のエピソードより面白いエピソードを持ってますよ」という意思表示だ。そしてその芸人が話せるようにパスを繋ぐ。

これはすごい。何がすごいって、芸人が持ってる才能を押し出すチャンスを作っているんだ。やる気を見せた人を信用して、きちんと発揮する場を創り出すことができる人間はそうそういない。

 

3つ目が、後輩芸人からの支持が厚いことだ。

アメトークの中でも、ひな壇の芸人がさんまさんをイジるイジる。30歳以上も歳が離れた人をイジれる芸人が凄いように見えるけど、実は、イジらせれるさんまさんがすごい。普段から他の芸人と積極的に関わっている証拠だろう。自分をイジらせて他の芸人を面白くする。言い換えれば自分を踏み台にさせて芸人を引き立てることができる。これだけ大物なのに威張ることなく、親しみやすく接しているのってすごい。

 

上の3つのさんまさんの凄さって、僕がなりたい大人の像に近かったりする。

できることは人それぞれ違うから、きちんと把握した上でその人にあった話を振る、仕事を回す。

人を信じてその人が活躍できる舞台を作ってあげる。

自分を利用させて他の人が輝けるようにアシストする。

でもこれをできるようになるには、普段から周りの人と関わって、強みや弱み、経験、思考、癖とか、『その人』を知っていないといけない。そして、周りの人が自分に頼ってくれるように、印象や雰囲気を作ったり、普段の接し方もフレンドリーにしたりしなきゃダメだ

必要とされることは多くあるけど、それを熟して、「自分」も「自分以外の人」も輝かせれるような人になりたいなぁ。

さんまさんが上司にしたいランキングに選ばれるのも納得。

 

普段の飲み会や会話でも、将来の仕事でも、僕は明石家さんまさんにみたいになりたいや。

ファーwwwwwww

僕にとって「オシャレ」とは

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女性が嫌いな男性の服ベスト3!(主観です)

3位 ギンガムチェックのシャツ

理科大生?(18歳 女性)

・目がチカチカする(23歳 女性)

・隣を歩きたくない(42歳 女性)

 

2位 意味わからない英語のTシャツ

・着る英字新聞とは新しい(31歳 女性)

・意味聞いても絶対知らなそう(21歳 女性)

・雑コラ?(19歳 女性)

 

1位 裏返すと裏地がチェックのデニム

・悪鬼羅刹(18歳 女性)

・死屍累々(24歳 女性)

・打首獄門(12歳 女性)

 

いきなり女性が思う男性の嫌いな服のランキングを書いてみたけど、このランキングはかなり根拠がある。

 

なぜなら、高校時代の僕の服装だから。

 

はい、上は全て僕の私服であったものです。

2位の英字Tシャツに関しては、チャックが横に3つ付いていた。通気性は良かった。

今の僕なら、恐らく上の服を着るくらいなら、草彅剛の気持ちを理解しようとするくらい着たくない。こんな暗い、辛い経験があるからこそ語ることができることもある。

 

今はもう、渋谷と表参道に挟まれた日本で一番オシャレな大学である青学に通い、4年も経ってそこそこ服に興味もあるし、自分に似合う服も分かるようになった。

すると、以前の自分の比較して気づくことが多々ありました。

 

それはオシャレは、

①自信をつけられる

②出逢いの確率をあげる

③相手への敬意を表す

ということです。

 

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まあでも、オシャレについて述べる前に、「オシャレ」を自分なりに定義したい。

 

「人によって価値観の変わるオシャレを定義するなんて不可能」って意見もある。それも凄く分かる。

醜美なんて時代によって移り変わるし、流行り廃りのスピードなんて異常だし。

例えば、平安時代の絵画と現代のプリ機を見比べれば気付きますよね。平安時代の絶世の美女は糸目だけど、今の美女はきらりんレボリューションくらい目が大きいことを。

 

だから、そんな変わり続ける「オシャレ」という価値観を定義する上で、僕が考えたのは

自分の身なりに気を遣っていて、かつその気の遣い方が客観的に見て正しいかどうか

簡単に言えば、服に対して無頓着と思われないかどうか、ということ。

無理してシャネルを着る必要はないし、疲れるハイヒールを履いて闊歩する必要もない。ただ最低限、身だしなみに気を回しているかどうか。

 

前述したように、英字チャック少年から変化して気がついたことがいくつかあるのでそれを少し書いてみます。

 

①自信をつけられる

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オシャレをすることによって、自分に自信をつけることができるな、というのが一つ目です。オシャレをしてるかしていないかは、パッと見て分かります。

人間って目からの情報をたくさん受け取っていて、服装が目に飛び込んできた瞬間にある程度は印象が決まります。

人と会って褒められれば、自己肯定感が上がり更に自己肯定感を高めることができる。いいことづくし。

オシャレをすること=自分を愛すること

であると僕は認識しています。(オシャレをしていない人が自分を大切にしていない、という意味ではありません)

 

これって筋トレにも似たようなことが言えるらしい。自分の筋肉を育てつつ、自身も高めていけるらしい。(175cm 55kgの意見です)

 

 

②出逢いの確率を上げられる

f:id:Wandanyan0128:20191223224121j:image大好きなシャリーフのコート

 

2つ目は恋愛でもそれ以外でも言えるけど、良い出逢いをする確率が高まります。

1つ目で書いたみたいに、オシャレをして自信がついている状態だと、人と会ってもオドオドすることなく振る舞えるから、相手に爽やかな第一印象を残すことができる。

すると、相手は自分に少なからず好意的な印象を抱いてくれ、そこから交友関係、恋愛関係を比較的スムーズに進めることができるのではないかなぁと思っています。

僕の友達は

どこで誰と会うか分からへんから、身なりは最低限ベストを尽くさんとあかんな。」

と言ってたけど、「最低限ベストを尽くす」、この発言は中々確信をついてるなぁと思いました。その出逢う人がもしかしたら運命の人かもしれないし。

 

ちなみに僕は1番簡単に操作できる自分の印象は「服」だと思ってます。(これについてはまた)

 

 

③オシャレは相手への敬意を表すこと

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個人的にはこれが1番重要だと思ってます。

なぜ、サラリーマンの商談のイメージはスーツなのか、ということを考えると分かりやすいんだけど、スーツ=礼装であり、相手に対しての敬意を表しています。

これは私服についても言えることで、人に会う時にオシャレをする、ということは

「あなたは、私がベストな自分になるために身なりに気やお金、時間を遣ってでも、会いたい人です」

と端的に相手に伝えることでもあります。

ビシッと髪も服もキメている人、寝癖のまま薄汚れた服を着ている人、どちらに対して誠意を感じますか?

 

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色々思ったことを書き連ねたけど、僕は決してオシャレじゃない人を蔑む訳でも、服に気を遣うことを強制したい訳でもないんです。

ただ、オシャレをすると、服を楽しむと、世界が広がるということを伝えたいだけです。

Let's オシャレ!!

オモテサンドビヨーシとの戦闘

青山学院大学、日本の学校の中で1番オシャレな大学と言っても過言ではないだろう。

僕は、そこに通ってもうすぐ4年になろうとしている。本当に美男美女が多いので、僕も多少なりとも身なりに気を遣い、顔の作りの違いに脅かされながらも日々奮闘している。今でこそ青学生らしく見える(そう思いたい、思わせてくれ)僕だが、上京当初はヤバかった。

 

イモの中の男爵イモな僕は、華やかな都会の大学生活に憧れを持ち、青学に進学するために、クソ田舎岐阜から大都会TOKYOに上京してきた。青学では服や身だしなみに気をつけないと潰されると知っており、中でも髪型は、手軽に変えられるため最重要だと思っていた。


入学して間もない頃、東京住みになったことでイキってた僕は、ロクにセットの仕方もしらなかったのに、ワックスを飛び越えてヘアスプレーに手を出した。そんなことをして自然になるわけがない。頭から2mmくらい離してスプレーを塗りつけた僕の髪は、ニス塗り立ての家具くらい光っていた。その固まり具合は抜けた髪でダンボールくらいなら穴を開けれたんじゃないかな。

髪の毛針ッ!!

そして何を勘違いしたのか、「今の僕ならオモテサンドのビヨーインがお似合いだな」と思い、岐阜の倍のカット料金に驚きながらも表参道の美容院を予約した。

 

予約日当日、僕は初めての都会のオシャレな美容院に緊張しつつも、いつものテカリ具合で足を進めた。

到着してすぐに担当の人が椅子へと案内してくれた。そしてその美容師さんは「ワックスとかってつけてます?」と質問してきた。今思うと失礼なヤツだ。

僕は自信満々に「少しです!」と答えた。少しなものか、ワックスと間違えてアロンファルファで固めたみたいじゃないか。すると不意に美容師が僕の髪を触ってきた。とことん失礼なヤツである。そしてピクリともしない僕の髪、ピクリともしない美容師の手。時計は刻一刻と時間を刻みつづける。

僕は鏡越しに美容師の顔を見た。イケメンのはずの彼の顔が青ざめている。人間の髪と思って触ったらガンプラだった時の青ざめ方してる。

彼は「あ…ええ…。」としか答えなかった。

不気味な沈黙が5分くらい続いた後、「ワッ、ワワックスはちょっと手につければ大丈夫なんですよ…なんか…こう…揉み込むよぅに…」となぜか申し訳なさそうに忠告してきた。

ここで全てを悟った僕は居たたまれなくなり、「アーソデスヨネワックスムズカシデスヨネー」と来日して3日目のカタコト日本語で答え、そのあと施術中に美容師と会話することはなかった。

簡単なカットだけのはずの1時間がやけに長く感じ吐き気を催しかけてたころ、ようやく施術が終了した。

鏡を見て僕は驚愕した。やはり表参道の美容師は違う。液体ノリを頭にかけられるイジメにあったような髪は、雑誌で見るようなオシャレ黒髪に…。救われた、本気でそう思った。

僕は席を立ちお会計に進むと…あれ?思ったより高い?目を点にした僕を尻目に、美容師さんはお会計の説明を始めた。

「今回はメンズカットシャンプーなので6000円。そこに1000円の指名料がついて…」

…指名料。キャバクラか?ここはキャバクラか?

岐阜では感じたことのないカルチャーシャックでフラフラになりながら店を出て、夜7時には寝てしまった。

するとその夜、「ワックスが流れる川の中を、斬魄刀みたいなハサミを持った美容師に追いかけられる」という夢を見た。

 

………東京って怖えところだな

 

アメリカで怖い思いをした話

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みなさんはアメリカに持ってるイメージってありますか?

自由の国?それは確かにあるかもしれない。

バスの中で1人のおじさんが、スーパーで買った物をヒカキンの開封動画みたいにみんなに紹介し出した。そしたら、周りの乗客が「イェーイ!」っておじさんにノリはじめた。これは日本じゃ絶対にありえないよなぁさすがアメリカだなぁと感心した。

え?ハリウッド?わかるわかる。あの辺はビバリーヒルズもあるし、本当に煌びやかな街なんだよね。マジで街行く人全員がブラピやスカヨハに見えるもん。

え?大麻?ハハハ。

 

こんな感じで、日本人がアメリカに対して思い描くものって綺麗なものが多い。かくいう僕もロスに来る前までは「街中ですれ違い様にハイタッチとかしちゃったりするんでしょ?ウェイ」って思ってた。

でも、実際はもう少し黒かった。

 

ある日、語学学校の友人数人と、サンタモニカピア(上の画像)という観光名所に向かって歩きながら、その日知り合ったサウジアラビア人のイケメンと話していた。

「どこから来たの?」

『日本だよ』

「マジ?やっぱ日本人って犬とか猫とか食べたりするの?」

食う訳あるか。日本はペット大国ぞ?

てかなんでちょっと確信的なんだよ。納豆食うか?

 

そんな風に談笑していると、道が狭かったこともあり、反対側から歩いてきた人にぶつかってしまった。

相手はアフリカ系アメリカ人。といっても、ガタイのいいバスケ選手みたいな人じゃなく、ゾンビ映画でジョークを飛ばしながら何気に生き残って中盤でアッサリ死ぬタイプのやつ。

しかしそこは礼儀正しいことで有名な日本人。すぐに「I’m sorry」と謝る。

すると彼はこっちを見てきたが、僕は彼の目を見て気づいた。

「この人何かがおかしい」

 

次の瞬間、

彼は僕の腕をガッと掴んで、「どこ見て歩いてんだ!?」と怒鳴ってきた。

なんで?痛かった?ポンって手が当たっただけなのに?スペランカーかお前は。

とか思っていると、僕は砂糖を焦がしたような甘ったるい臭いを彼から感じた。間違いない、この人、大麻をめっちゃ吸ってる。

僕はこれ以上揉めるのは嫌だったので、「申し訳ない。本当にすまなかったと思ってるよ」と謝り続けたが、彼はずっと僕の手を掴んで「てめえ二度とやるなよ!?マジで分かってんだろうな!?あ!?」などと怒鳴り続けている。

どんどんと彼のテンションは上がっていく。

 

殴られるかもしれない。そう思って僕は腕を掴まれながら身構えていた。

すると、「てめえマジで分かってんのか!?」とそれまでより一層大きな怒声が飛んだ。

 

次の瞬間、彼の両手が僕に伸びてきた。

 

「両手!?これは避けれない!」

と覚悟すると、ふんわりと何かに包み込まれた。なんだ…これは?あぁ、父性か… 。

気づくのに時間がかかったが、なんと彼は僕にハグをしてきていた。

おまけに耳元で優しく、

「マイフレンド」

と囁いていて去っていった。

僕はキョトンとしながら、「なんだボブ(仮名)も可愛いとこあるじゃん」と思ってしまった。

 

激しさの中にある一片の優しさ。ダメ男に引っかかる女性の気持ちが少し分かった気がする。

あーある意味怖かった…さあ、目的の観覧車は目の前だ。

 

ロスのトイレで日本人の弱みを見た

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僕は今、ロサンゼルスに留学している。

もうすでに渡米して3ヶ月経っているから、英語にも暮らしにも多少慣れてきた。

一応、近況報告をしておくならば、

 

肛門が痛い。

 

大事なことなのでもう一度いいます。

 

肛門が痛い。

 

日本人の僕が1番恋しいものは、何を隠そう、家族でも友達でも日本食でもない。

 

ウォシュレットだ。

 

アメリカのトイレにウォシュレットなんてついていないから、念入りにトイレットペーパーを使わないといけない訳なんだけども、アメリカのトイレットペーパーはめちゃくちゃ硬い。

美術の時に使ったサンドペーパーの72番くらい硬い。これに比べたら日本のトイレットペーパーはペーパーなんて呼べない…天女の羽衣…そう呼ばせてもらおう。

 

友達の日本人にこのことを話すと、どうやら彼らも同じ問題を抱えていた。

ここから僕が見出した仮説は…そう、

「日本人の肛門、他国の人に比べて脆い説」

 

ウォシュレットもないトイレで、あんなに固いペーパーを使って平然と過ごしてる日本人以外の人と比較すると、これは間違いなく当てはまると思う。日々サンドペーパーで磨き上げられたアメリカン肛門は屈強だ。

 

対してウォシュレットとというぬるま湯で育て上げられた日本人は脆弱も脆弱。

銀魂で、新撰組局長の近藤勲男が紙やすりでお尻を拭いて血を撒き散らしながら倒れるシーンがあったけど、あれは間違いなく史実に基づく話だと思う。

WTO(世界トイレ機関)が主催する「肛門強度比べ世界大会」では、日本人は出場権すら与えられてないと聞くし。

 

そういえば2年前の冬にニューヨークに行った時、ガイドブックで見つけためちゃくちゃ美味しいハンバーガーに食らいついてから3分で地下鉄のトイレに駆け込んだ経験がある。

そこは冬のアメリカ、もちろん日本のトイレみたいに便座が暖かいわけじゃない。お笑い芸人の誰かが「わしの尻はシベリアかっ!」ってツッこんでたけど、僕の尻はシベリアなんてもんじゃなかった。もうね、前人未踏の絶対凍土。モンハンで言ったらウカムルバスがいるね、狩っちゃお。

 

日本が誇る侍魂の権化、「Japanse Toilet(JT)」は、なぜ世界に広まらないのか、こうモンモンと考えている。

 

M-1準優勝とひな壇芸人を目指してネタを作ってみた

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「いやー今日も仕事疲れたなぁ〜」

『あーあ、喧嘩負けてイライラするわ〜』

ドンッ


「あっ!ごめんなさい」

『てめどこ見て歩いてんだよ!

…あーあぁ、春限定いちごさんスペシャルクレープが落ちちまったじゃねえか』

「いやチンピラが可愛いもん持ってんな」


『俺だってクレープ食いてえ時があんだよ。

…お前さ、どう落とし前つけてくれるの?』

「そんな事言われても、ぶつかってきたのはあなたじゃないですか!」

『ああ!?てめえどうなるか分かってんのか?俺のバッグにはな』

「バッグ?バックでしょ?カバンになっちゃうよ」

 

『うるせえ、このハンドバッグにはな』

「ホントにカバンだったのかよ」

『ナイフ、メリケンサック。

チーク、ビューラー、キャンメイクのファンデーション』

「JKか。持ち物の7割JKじゃねえか。

せめてMACとか使え」


『…さらに俺のバックにはすげえのがついてんだぞ』

「バックだのバッグだのややこしいな。どうなるっていうんだよ」

『てめえはな…

刑法208条により2年以下の懲役または…』

「ただの警察じゃねえか」

『俺からすれば1番怖いぞ』

「善良な市民からしたらなんともねえんだよ。むしろ安心だよ」


『だがな…それだけじゃねえぞ』

「まだあるのかよ?」

『…俺が今働かせてもらってるとこもやべえぞ。白い粉をな…』

「…し、白い粉…!?」


『そうだ、白い粉をな…液体に混ぜたら、アツアツの鉄板で焼いてフルーツを包むんだよ』

「クレープ屋かよ!」

『そうだぞ?まぁるく焼くの大変なんだぞまぁるく』

「チンピラがまぁるくとか言うな」


「いや白い粉とか言うからヤのつく人かと思ったわ……

えお前クレープ屋で働いてんの!?だから春特製スペシャルイチゴとか持ってたのかよ!」

『違う!春限定いちごさんスペシャルだ!!二度と間違えんじゃねえ!!!』

「どっちでもいいんだよ、なんでぶつかった時よりキレてるんだよ」

 

『いいか、てめえがうちの店に来た時はな…』

「なんだよそんな店行かねえよ…」

『うるせえ!てめえが店に来たらな、その口に弾をぶち込んでやるからな』

「おい物騒なことはやめろよ」

『黙れ!店に来たらタピオカを』

「弾ってタピオカのことかよ!銃でも持ってるのかと思ったわ!」

『イオンのフードコートに入ってるんだぞ?』

「知らねえよ!なんでちょっと得意げなんだよ!

……イオンのフードコートのタピオカ屋……?行ったことあるわ!なんならポイントカード持ってるわ!道理で見たことあると思ったら…」

『ご愛顧ありがとうございます』

「今客を失いつつあることに気づけ」


「…とにかくさ、ぶつかってきたのはそっちなんだからさ、もういいだろ?」

『おい待てよ…!見てみろ、脚にクリームついちまってよぉ…これ8万円もしたんだぞ?』

「自業自得だろ?」

『あ?どうするんだよ?網タイツ代8万弁償してもらおうか!』

「変態じゃねえか!足太すぎてボンレスハムみたいになってるよ!

なんで網タイツが8万もするんだよ」

『純金製だ』

「足ちぎれるわ。お前さ、チンピラの割には怖くねえな」

『ああ?舐めるのも足の裏だけにしとけよ』

「だから変態じゃねえか!」

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どうもありがとうございました。

 

これ自分で演じてみたら3分くらいだったので、M-1決勝で使えるな。